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2025.05.04
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お墓を建てるとは

近年、お墓を建てるよりも納骨堂や樹木葬を選ぶ方々が多くなってきています。
なので‘‘お墓を建てるとは”を石材店目線で考えてみました。

●お墓を建てる
今まで、私は色々なお墓を建ててきました。
高級なお墓や、和墓・洋墓など、それは多種多様です。
しかし、どんなお墓でも‘‘お参りをされてないお墓”があり、とても寂しく思います。
それは例え、納骨堂や樹木葬でも同じことだと思います。

以前、ある御坊様とお話をさせて頂く機会がありました。
『最近は、お墓を建てる人がどんどん減ってきていて、納骨堂や散骨を希望される方が増えてきています。』
とご相談をさせて頂きました。
すると御坊様はこのように仰いました。
『散骨というものは、一度してしまったら、もうご先祖にお参りができなくなるのです。そして、お墓離れの原因は、世の中の人達が、我が子や孫達とお墓参りをしなくなってきた傾向があるからなのです。』
確かに、墓地で工事をしているとご家族でお墓参りをしている方はとても少ないように思います。
お墓参りとは、命をつないでくれたご先祖様に感謝の気持ちを持ち続ける事なのです。それは、どの世代でも忘れてはいけない事だと思っています。
お墓参りという習慣を代々教えて行くことは、とても重要なことというのがおわかり頂けますでしょうか?

しかし、子供たちが県外などにいてなかなかお墓参りができないなどの問題もあります。
今は、造花をお供えするという方法もありますし、一年に1回・2年に1回でもいいと思うんです。
お墓参りをきっかけに、
『ここが、おじいちゃん・おばあちゃんのお墓だよ』
『ここが、お父さん・お母さんの生まれたところだよ』
など、生まれ育った故郷やご先祖様の話を子供たちに教えてみてはいかがでしょうか。
たまには、お墓参りを機に、長崎県に帰って来ていただきたい!とも思っています。
長崎はお墓で、花火・爆竹をするという、長崎独自の風習があります。
しかし現代では、その風習すらもだんだんと薄れてきているのが寂しい現状です。
今、自分がいるのはご先祖様のおかげだよ!と感じるよう、お墓参りを子供たちへと教えて行ってもらいたいと思います。

お墓には、墓誌・法名塔などと言うものがあります。
それには、戒名・命日・お名前・行年などがあります。
意味はいろいろありますが、お墓参りをされた際に
『この方がひいおじいちゃんだよ』などと御先祖様のお話をし、代々忘れることなくお参りしていただきたいです。

長年お墓に携わる仕事をしてきて、時代の流れもありお墓離れというものが、そても寂しく思います。
でもお墓と言うものは、御先祖や大事な人への感謝の気持ちを伝える唯一の場所だと思っております。
納骨堂や永代供養もいいですが、お墓を建てる!という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。
島原石材は、お客様の心の寄り添える石材店でいることを何よりも心掛けています。
些細なお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。

島原石材では、島原市を中心に(南島原市・雲仙市・諫早市・大村市・長崎市)などもお伺いいたします。

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